最初のブログ

2017年5月31日 日常
ブログを始める。
なぜ始めようと思ったか、そしてどういう風に書いていこうと思っているかを最初に書いておきたい(その趣旨に沿って書いていくかどうかはわからないが)。

僕は読書を趣味にしている。たいして好きなわけではないけれど、ほかにやりたいことがないからとにかく趣味のようなものになっている。
数ヶ月前、読んだ本の感想をノートに書いていたのだが、一ヶ月も持たずにやめてしまった。
理由を自分の怠慢以外に見つけようと、考えてみた。

一つ目の理由、これは書き始める前から薄々気づいていたのだけれど、やはり人に見られていないということ。

感想を書こうと初めて思ったとき、ブログのような形式にしようか、人の目に触れない、つまりノートに書くか、ということで迷った挙句ノートに書く事に決めたのである(もちろんノートを見られる可能性はある)。
最初の感想を書き終わったとき、この感想を人に見せたいような見せたくないような、なんとも複雑な気持ちになったのを覚えている。
感想を書いている最中にも、ノートを読んでいる人を意識したような文になっていることは気づいていたのだが、こんなすぐにやり方を変更するのも気が進まず、もう少しこのまま続けようと意地になっていたのだと思う。
まあ結局のところ見せたかったわけだ。

二つ目の理由、これはクソ真面目に感想を書こうとしたこと。

二冊目の感想を書くにあたり、形式は違えど書き方の参考になるだろうと思い、ネットで検索し個人サイトの感想を見て回ったのだが、これがいけなかった。
細かく考察していたり、表現豊かな感想をみて、こういう書き方をしてみようと思ったのだ。
自分の考えを言語化することに慣れておらず、学もない僕が真似をしたところで劣化版になることは目に見えていたはずなのだが、如何せん上手い書き方がわからず、真似をしようにも真似すらできず、結局は複数の人の感想を切り貼りしたいびつな文章になってしまった。
人の感想をそのまんま書き写すのはさすがの僕でも意味がないことをわかっていたから、多少文を変えたり、自分の感想もいれはしたけれど、結局は他人の言葉を借りて自分の思考を言語化した気になっていただけだ。劣化版の域にすら達していない。
考えながら読んではいるのだが、考えたことを言葉にするというのはとても難しい。
頭でわかってはいても、言葉にできないのだ。理解できていないのかもしれないが。
その上考察などしようと思えばこんがらがるのも無理はない、慣れないことを一度にしようとしたのがまずかった。
上のようなやり方で書いていて楽しいわけはなく、続くはずもない。

三つ目の理由、これは本の感想だけを書いていたこと。

ネットで個人の感想ブログを見ていたとき、感想の書き方を見ようとするばかりで気にしていなかったのだが、みんな普通に読書の感想以外の記事を書いたりしている。
ブログなので当たり前である。当たり前なのだが僕の目には入っていなかった。

僕はその時読書の感想を書くことがとても高尚なことのような気がしていて、ノートを感想以外に使いたくなかった。
感想を書く事がとても生産的で、なにか素晴らしいことをしているように思えたのだ。
もちろん考えていることを言葉にするというのは素晴らしいことなのだが、僕のやっていたことは他人の感想の切り貼りである。
難しく考えすぎていたのだと思う、日記のついでくらいに考えておけばよかったのだ。


僕の飽き性なところ、面倒くさがりなところを除けばこの三つが大きな理由だったと思う。

ブログを始める理由を書こうと思ったのに、読書記録を挫折した理由をつらつら書いてしまった。
要は日記を書きつつ感想を書けそうなら書いていこうと思い、ブログを始めた。

ここまで思っていたことを自分で文字に起こしてみて、書きたいことがポンポンでてきたのには驚いた。
見返して思うのは読点が多い。
というか、打ちどころがわからないので打ちたいとこで打っているのだが。

そしてやはり自分の考えていることを不特定多数の人に公開するというのは慣れないものだなあ。考えすぎだろうか。

今は特にこれ以上書きたいこともないけれど、気が向いたらまた書こう。

飽きたらその時はおしまい

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